当院は急性期から回復期、在宅、予防まで幅広い機能を有する病院として、住民の方々にご利用頂いております。

そのなかで看護部門は「質の高い」「優しさのある」看護を理念に掲げ、地域の皆様の命と健康、生活を支えるために専門職として、その人らしい健全な生活の実現を支援いたします。

近年は、松本市の事業であるフレイル予防、学校での医療的ケア児支援等、皆様の生活の近くの活動を増やし、多職種と共に医療と生活を繋げる役割を担っております。まさに人生の始まりから終末期まで、幅広く多くの方々と関わる機会を大切にし、様々な機会でご利用いただける病院を目指し、学び続けております。

超少子高齢化社会の中で、地域の皆様の希望である産科診療の継続により、出産後を快適に過ごしていただくために食事と個室をリニューアルいたしました。助産師外来、院内助産等と同様に、お母様方から満足度の高い評価を頂いております。そして、小児科も有する病院として地域の未来に貢献できるように努めてまいります。

新興感染症対応においては、感染症指定医療機関として大きな期待と応援を頂き活動を継続させることができました。これからも地域に貢献できる職員を育成し、地域とともに歩んでまいります。

令和6年1月　看護部長　　山名寿子