腎透析センター
部署紹介
「ちいさな総合病院だからできる安心」
当腎透析センターは松本市西部医療圏(波田、梓川、安曇、奈川、山形村、朝日村)での導入期から慢性期そして終末期までの腎臓病・透析診療の役割を担っています。
施設での血液透析だけでなく安曇野、松本地域では唯一となる在宅血液透析をはじめとした患者様のニーズに見合った透析治療(腹膜透析,ハイブリッド)を行っています。
透析治療に至る前の保存期から導入期、慢性期そして終末期に至るまで、
人生のどのステージにおいても安心した治療生活を送っていただくための、介入・ケアを切れ間なく提供しています。
ちいさな総合病院だからできる綿密な連携で患者様の生活の質向上を目指します。
施設概要
ベッド数 | 37床(感染症1床を含む) |
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スタッフ数 | 医師4名(非常勤2名) 看護師9名 臨床工学技士7名 |
治療クール | 月水金 午前/午後 火木土 午前 |
対応治療法 | 各種血液透析(HD,オンラインHDF,IHDF) 腹膜透析(PD,APD,ハイブリッド) 在宅血液透析 シャント造設,シャント拡張術(PTA),血栓除去 各種特殊血液浄化 |
療養環境 | フリーWifi完備 個別TVはありませんが、各ベッドアンテナコンセント完備 |
透析医療の自主機能評価指標
平成26年より日本透析医学会から透析施設は自律的に自らの医療の質を評価し公開することを求められております。
それに伴い当センターの自己評価シートを公開致します。
特色
一貫したケア
腎臓移植以外のほぼ全ての腎臓病治療を備えており、当院にて一貫した治療を行えます。
透析をはじめられる前から、透析維持期そして合併症治療、入院、在宅治療等様々なステージの変容にも対応します。
また、総合病院ならではの連携で内科外科問わず他疾患の治療も行いながら通院できます
。
多様な選択肢
腎臓病治療に対し様々な選択肢を提供しています。
合併症予防の観点から患者様の状態に応じた最適な治療を提案しております。
一般的な透析(HD)以外にも血液透析濾過法(OnlineHDF,IHDF)を取り入れ厳密な水質管理を行っています。
自宅で行うことができる透析治療です。血液透析に比べ疲労感も少なく、穿刺の痛みもありません。
通院は月に1~2回程度であり、仕事と生活の両立がしやすく1日おきの通院が困難という方などに有効な治療です。
腹膜透析専門指導士が在中しており、安心して出来るようサポートいたします。
合併症予防
長期化する透析治療における合併症予防の観点から様々な取り組みを行っています。
・フットチェック、ケア
透析を受けられている患者様の足はとてもデリケートです。
当センターでは毎月1回爪切りをはじめとするフットケアやフットチェックに努めています。
また、動脈硬化の定期的な検査や他院との連携で患者様の足の健康もお守りいたします。
・腎臓リハビリ
透析を受けられている患者様は同年代の方に比べてフレイル(心身の虚弱状態)
になりやすいと言われています。
当センターでは患者様の運動機能の維持、向上のため
透析中のリハビリテーションを取り入れています。
・シャントエコー
シャントの機能維持は安定した透析治療にかかせません、
侵襲の少ないエコー検査にてシャント機能不全の早期発見、早期治療に努めています。
臨時(旅行)透析について
旅行や出張等で来られる方の臨時透析に対応しております。お気軽にお問い合わせください。
当院は上高地、乗鞍高原より松本方面最寄りの透析施設となっており、毎年登山や旅行に訪れる患者様にご利用いただいております。
お問い合わせ
- 松本市立病院 腎透析センター TEL.0263-92-3027(代表)
- 月~金 10:00~17:00 (土日・祝日は除く)