病院機能評価
病院機能評価
当院では病院理念である「満⾜と安⼼・権利と安全に配慮した医療の実践」から、より⼀層の医療の質の向上を⽬指し、公益財団法⼈⽇本医療機能評価機構の審査(書⾯審査及び訪問審査)を病院機能評価が始まった1997年に、⻑野県内の病院として初めて認定を受けました。それ以降、継続的に受審して参りましが、平成30年1⽉4⽇付けで病院機能評価3rdG:Ver.1.1の医療機関として5回⽬の認定を受けました。
今後も患者さんと共に歩む病院を継続して実現できるよう、職員⼀同努⼒していきますので、今後とも皆様⽅のご指導、ご⽀援をお願い致します。
⽇本医療機能評価機構とは?
公益財団法⼈⽇本医療機能評価機構とは、医療機関を中⽴的な⽴場で評価し、問題点の改善を⽀援することにより医療機関の質の向上を図ることを⽬的に設⽴された団体です
病院機能評価3rdG:Ver.1.1の認定を受けました
平成30年1⽉4⽇付けで当院は病院機能評価3rdG:Ver.1.1の医療機関として認定を受けました。
この認定は、(財)⽇本医療機能評価機構が、組織全体の運営管理および提供される医療について中⽴的、科学的・専⾨的な⾒地から評価を⾏い、評価基準を満たす医療施設に5年間有効の認定証を交付するものです。
認定病院とは
審査により、⼀定の⽔準を満たしたと認められた病院は「認定病院」となります。 認定病院は、地域に根ざし、安全・安⼼、信頼と納得の得られる医療サービスを提供すべく、⽇常的に努⼒している病院と⾔えます。
評価⽅法は
当院が受審した「主として⼆次医療圏等の⽐較的広い地域において急性期医療を中⼼に地域医療を⽀える基幹病院」として区分された「⼀般病院2」の審査は、4つの評価対象領域、89項⽬で構成されています。
◇第1領域「患者中⼼の医療の推進」21項⽬ ◇第2領域「良質な医療の実践1」33項⽬ ◇第3領域「良質な医療の実践2」14項⽬ ◇第4領域「理念達成に向けた組織運営」21項⽬
審査基準に沿って各専⾨知識(診療、看護、事務)を有する評価調査者(サーベイヤー)が、事前提出資料と2⽇間に渡る訪問審査により評価を⾏います。
当院の認定経歴
当院は病院機能評価が始まった1997年に、⻑野県内の病院として初めて審査・認定を受け、2003年 (Ver4.0)、2008年(Ver5.0)、2013年(Ver.6.0)、2018年と全5回の認定を重ねてきました。
審査・更新認定を受けて
評価基準は定期的に更新されるためその都度対応が必要です。当院は訪問審査を受ける1年前から各部署の代表を中⼼に評価項⽬について⾃⼰採点し、検討課題の抽出と改善を⾏ってきました。
また今回新しい評価⽅法として「ケアプロセス評価」が導⼊され、より病院全体のチーム医療の実践が問われます。これは医師・看護師はもちろん、薬剤師、検査技師、栄養⼠、療法⼠など医療にかかわる全職種の職員が集まりサーベイヤーの質問に答えていくもので、限られた時間で的確な応答が求められるため模擬訓練も⾏いました。
これら認定をいただくための準備は、私たちが⾏っている医療⾏為を振り返る良い機会となりました。
しかしながら「適切」と評価されても、更に努⼒が必要な課題もあります。今後はこれらの課題の改善を進め、「患者さん中⼼の満⾜と安⼼、権利と安全に配慮した医療」という当院の理念の下、「認定病院」として、地域の皆様から信頼される病院を⽬指してまいります。