当院に勤務する職員の新型コロナウイルス感染判明について(第4報)
202102.12
コロナ関連
1月26日に当院の感染症病棟に勤務する5名の看護師、また今月1日には同病棟でさらに看護師1名の感染が判明しました。その後、同病棟に勤務する看護師ならびに出入りする医師等の職員に対し、定期的な検査を行ってきました。本日も55名の検査を行いましたが、全員陰性でした。
病棟は感染症専用病棟であり、一般患者さまの入院はありません。また、看護師も専従職員のため他病棟への移動はありませんでした。他病棟に入院されている患者さまへの検査では、全員の陰性が確認されており、検査後に症状を発症されている方もおりません。今回、感染は感染症病棟に勤務する看護師に限定され、他の職員や入院患者さまへの波及はありませんでした。院内感染対策には最善を尽くしてきましたが、いくつかの盲点もあり当該病棟につきましては、早急に環境整備、勤務体制の見直しを行いました。さらに、安心して診療を受けていただけるように、外来・入院の感染対策を強化しました。
これらの結果を踏まえ、一般外来、入院診療は引き続き通常通り継続させて頂きます。患者さまやご家族そして市民の皆さまには、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、今後ともご理解・ご協力をお願い致します。
松本市立病院 院長
中村雅彦