当院に勤務する職員ならびに入院患者さまの新型コロナウイルス感染について(最新報)
202208.17
コロナ関連
前回7月18日から29日までの間に、当院に勤務する職員5人、入院患者さま5人の感染判明をご報告しております。
その後、8月に入り15日までの間に、新たに職員8人、入院患者さま2人の感染が判明しました。経路を調べておりますが、職員については院外での感染と考えております。また、患者さま2人については、入院時の検査が陰性で、その後陽性が判明(潜伏期間)した同室者からの感染でした。陽性の患者さまから職員や同室者が感染した例はありましたが、陽性の職員から患者さまへの感染波及は、今まで明らかな例は認めておりません。
また、昨日(16日)に病院長である私の感染が判明しました。前日夕から灼熱感をともなう咽頭痛と発熱があり、検査したところ陽性でした。さいわい発症前3日間で、職員や患者さまに濃厚接触者はおりませんでした。必要に迫られて、最小限マスクを外す機会は数回ありましたが、その他に思いあたる場面はありませんでした。あらためて感染対策の難しさを感じております。
社会生活で、いつ感染してもおかしくない状況が続く中、「自分が感染しているかも知れない」ことを念頭に、職場内や患者さまに感染が波及することのないように、今後も院内感染防止に務めて参ります。
患者・ご家族さま、また市民の皆さまには、ご心配、ご迷惑をおかけし申し訳ございません。当院の診療にあたりましては、引き続きご理解、ご支援の程よろしくお願いいたします。
松本市立病院長
中村雅彦