松本市で全人的かつ全人生的な医療を提供する病院

松本市立病院Matsumoto City Hospital

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10月1日よりへき地医療拠点病院に指定されました

202410.01

〈へき地医療支援の取組みについて〉

 松本市が所管する診療所には、岐阜県境に向かう国道158号線沿いの「安曇島々診療所」「安曇稲核診療所」、野麦峠の「松本市国民健康保険奈川診療所」、乗鞍高原の「安曇大野川診療所」、上高地の「安曇沢渡診療所」と、松本市会田の「松本市四賀の里クリニック」があります。

 当院はこれまで、「松本市国民健康保険奈川診療所」「安曇大野川診療所」で定期外来を担当してきましたが、これに加え、令和6年4月より「塩尻市国民健康保険楢川診療所」へ医師・看護師の派遣を行っています。

 これにより当院は令和6年10月より「へき地医療拠点病院」に指定され、長野県には10の「へき地医療拠点病院」が整備されることとなりました。

 人口減少と医療の効率化・集約化という世の中の大きな流れの中で、へき地医療支援はその対局にある不採算部門であるとも言えます。だからこそ、松本市唯一の公立病院である当院が担うべき領域であり、無医地区やそれに準ずる地区、その周辺の地域社会を後方から支えられるよう、引き続きへき地医療の支援に取り組んでまいります。

〈へき地医療拠点病院とは〉

 へき地診療所等への医師及び看護師等の派遣(代診医等の派遣を含む。),へき地従事者に対する研修,遠隔診療支援等の診療支援事業等が実施可能な病院を都道府県単位で「へき地医療拠点病院」として編成し,へき地医療支援機構の指導・調整の下に各種事業を行い,へき地における住民の医療を確保することを目的とする。

(引用:「へき地保健医療対策等実施要網」)

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